以前はドSな手術室ナース。今はM気味な外来ナース。しかし家に帰るとにゃんず3匹を溺愛する、妄想好きのオタクな女の古(←こ)なのよ〜。2011年からの乳癌治療の話もちょっとだけね。
2015-11-29 (日) | 編集 |
忙しく内科外来の診察介助していたその日
窓口担当クラークさんが
「看護師さんへ化学療法センターから電話です」との事。

ワタシは小さく溜息をついた。
化学療法センターから内科外来看護師への電話は、
だいたい「嬉しくない頼まれ事」が多いのだ。



例えば
化学療法センターが激混みでベッドが無いから
⚫️⚫️先生の担当患者さんの処置を
そちら(内科外来)の処置室でお願いしたいとか。

ドレーン交換の患者さんがいて
化学療法センターにそのドレーンが置いていないから
そちら(内科)に行って交換処置だけお願いします、などなど。

こちらとしても「どうぞ〜」って快諾したいのだが
そういう頼まれ事って必ず
こっちも忙しい時間にどうしてだか重なるものなのだ。


先日の電話は
「⚫️⚫️先生の化学療法の患者さんで
今から腹水を抜く事になった方がいらっしゃるんだけど、
化学療法センターの診察室とベッドは今いっぱいで
内科の処置室が空いているなら、そちらを使っていいですか。」
との相談だった。

ただの場所提供の話ではない。腹水穿刺の介助も
内科の看護師が付いて欲しいという意味も含まれるのだ。

「腹水穿刺ですか、、、、、今ここの内科は、
看護師ワタシだけしか居なくて、ひとりで
ちょっと手が回りそうもないんですが、、、、うーーーん。」



場所がなくて困っている看護師や
先生の困り顔ではなく、、、、

腹水が溜まって困っている患者さんを考えると
「出来ない」とか、ハッキリ「今は無理」とは即答できず
躊躇してしまった。

外来や化学療法センターで長く待たされているであろう患者さん達の、
その待ち時間は、少しでも短くして差し上げたい。
出来ることなら!

でも、
ここでひとりで診察介助しているワタシが
さらに中途半端に引き受け、もしも急変が起こって

もともとの内科の診察室の患者さん達や、
その化学療法センターから来る患者さん
どなたかに迷惑をかけてしまう様な事があってはならないはずで。


ワタシは「イイヨ」と即答出来ず、つい
「なんの患者さんですか?」
と、聞いてしまった。

すると化学療法センターのT看護師は
「乳癌の患者さんなんです、ぴこさん!」
と、言う。

その口調に
(この患者さんの原発はぴこさんと同じ乳癌なんですよ)
そんな含みを感じ取ってしまった。



、、、、知ってしまった。


自分と同じ乳癌の患者さんだって聞いてしまったら
「腹水穿刺」今は無理、、、なんて断れるわけがない。


ワタシ「いいデスよ。ワタシがなんとか介助につきますから、
どうぞその患者さんを内科にご案内して下さい」

化学療法センターのT看護師は
「ありがとう〜ぴこさん」と言い
患者さんの名前と番号を告げて電話は切れた。

しばらくして
その腹水穿刺の患者さんが内科外来にいらして
肝転移と腹水で膨らんだお腹から腹水を予定量抜き、
その日、無事に帰られた。

ワタシも腹水穿刺の介助に付きつつ
内科ブース6カ所の診察介助もそれぞれ行いつつ
その日、トラブルなく平穏に
終了することが出来たのだけれど。



T看護師は「乳癌の患者さんなんです」と言えば
ぴこるる看護師は断れないと、予想出来ていた?

ワタシ多少の無理があるのに引き受けたのは
「同病患者さんへのえこひいき」になったのかも?

ちょっと考えたりもした。





コメント:
この記事へのコメント:
色々考えてしまいますね
でもひとつ確かな事は、腹水穿刺で楽になって帰宅された患者さんがいらっしゃると言う事ですね!

患者さんでありながら医療の現場にいらっしゃるぴこるるさんは
どちらも分るだけに色々な事を抱える事になってしまいそう。
大変ですが患者から見ればありがたい存在です。

ただ、どうぞお身体にご無理がありませんように!
2015/11/30(Mon) 13:35 | URL  | yuria #G4Z.m8cE[ 編集]
いつもって訳じゃないんでしょうけど
ぴこるるさんお一人で6ブースって多くないですか?
考えただけで目が回りそうです。

私も浮腫と痛みで待っているのが辛かった時、処置室のベッドでいいから横にならせてwwwってよく思いました。
頼んでくる看護師さんも、患者さんを少しでも早く楽にしてあげたい、という思いなのでしょうね。

同病だから多少の無理も、、、
うーん、本当はあってはいけないんでしょうけど、人間だもの。。。
2015/11/30(Mon) 22:07 | URL  | トロイ #-[ 編集]
yuriaさん
こんばんは。
優しいコメントありがとうございます。
大丈夫ですよ〜〜ちゃんと自分の力量を、限界を、わかっているので、大きな無理はしないようにしていますよ。
事故を起こさないように、十分気をつけながら、仕事をこなしてゆきますね。



2015/12/06(Sun) 20:15 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
Aママさん
そうそう(笑)
お互い無理せずに、マイペースでいきましょうね。
2015/12/06(Sun) 20:18 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
トロイさん
こんばんは。
同病の患者さんには、実は本音を言ってしまうと、やはり、、、、思い入れがあります。
自分は看護師なんだから、本当はどの患者さんにも平等に接しなくてはいけないんですけれどね。
同病の患者さんを見ながら、、、、その姿の中に自分の姿(困っている自分)を重ねて見てしまうのでしょうねぇ。

2015/12/06(Sun) 20:31 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
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