以前はドSな手術室ナース。今はM気味な外来ナース。しかし家に帰るとにゃんず3匹を溺愛する、妄想好きのオタクな女の古(←こ)なのよ〜。2011年からの乳癌治療の話もちょっとだけね。
2011-08-16 (火) | 編集 |
その日私は日勤でした。朝、勤務を抜け出して、自分の病院の乳腺外科の受付をしました。
受付のスタッフに、A先生の一番最後の順番に呼んでくれと、紹介所と共に、お願いしました。

A先生は「どうしたの〜」と言いながら、笑顔のような、困ったような表情をしていました。
「とうとうなっちゃいました…」と、私も複雑な表情をしました。

私は、人間ドックでいつも乳のう胞はあると指摘されてました。以前手術室でA先生の手術についた時、「先生、乳のう胞ってなーに?」と聞くと、「正直に言うとね、、年を取ると出来るんだよ!!年取った証拠だよ。」「ガーーーン!」という、会話、やりとりをしていたのです。

すぐコアニードル針生検を2カ所しました。手術室でいく度となく見てきた器械です。
泌尿器科手術でも、肺外科手術でも使います。ただ違っているのは、手術室では全身麻酔中に使用です。

いま私は、局所麻酔で、あのバチコン!バチコン!を受けました。
大きな音はするけれど、痛みはそれほどでもなかったです。

先生に手術はどうする?と聞かれ、一番早く入れられる日にしてもらいました。
私は貧乳なので、腫瘍の大きさから言っても温存手術は無理だろうって予想していました。

乳エコーの結果、シコリがもう一つあるのがわかり、先生のほうから
「こういうタイプの乳癌は、広がっている可能性があってね、温存は難しい」と、言われました。

いいんです、先生。ハッキリいってくださって!チチが小さいから温存は無理ッ!
その後その日のうちに、術前検査全て受けました。
勤務サボってました。みなさん、スミマセン、、、、。

採血室では顔見知りのナースが採血し、「どうしたの、手術でも受けるの?」と、早速聞かれました。
採血のメニュー見れば、術前であることがバレバレでした。

「乳癌で手術するのよ」と説明し、ひとしきり話をしたのち彼女は、「私もM病院で人間ドック受けているんだけど、あそこはマンモグラフィーだけで、乳エコーしないのが難点だな〜とは、思っていたのよ」と、話していました。

確かにそう思うけど、もうなってしまったから今更M病院を責めても、、、、と漠然と考えました。

勤務に戻ってすぐ師長に報告しました。他のスタッフにはまだ内緒にしておいて下さいと頼みました。
手術日と前日入院は決まったのですが、まだ日にちがあったので、当分このまま勤務は続行です。

その間夜勤もあったため、ペアの看護師に気を使わせたくなかったのです。

私が入院・ここで手術を受けることは、黙っていてもいずれどこからかバレるのは時間の問題でした。
麻酔科の女医さんに、自分の手術の麻酔をお願いしました。

私の手術についてくれる看護師も、後輩2人に頼みました。

入院病棟は、同級生の看護師が勤務する病棟を選びました。彼女は癌で手術したことのある先輩でもあり、よき相談
相手でした。私の担当看護師にも無理いってなってもらいました。

最後の勤務の日、スタッフに今日から療養休暇にはいる事をはなし、事情を知らなかったスタッフはびっくりした様子でした。

個室はどうせ空いていないだろうと思っていたのですが、個室がちょうど、空いているからどう?と言われ、個室にしてみました。結果的には良かったとおもいます。 私の歯ぎしりがバレなかったので!

入院した夕方、放射線科に呼ばれました。術中センチネルリンパ節検査のためのアイソトープ注射です。
私がいそいそと部屋に入っていくと、年下男性レントゲン技師さんが驚いた様子でした。
ああっ、看護師さんだっ!とでも、思ったんでしょう。

アイソトープの注射は、チチのシコリの近くに局所注射します。注射は放射線科の女医さんでした。
コレが痛いと聞いていましたが、そうでもないな〜 と思いました。

帰り際レントゲン技師さんが、「あの〜月並みなんですけど、お大事にして下さいッ」と声をかけられました。
チョット嬉しくなった、単純な私。

手術の前の夜、眠れない患者さんには睡眠導入剤とかも処方されるけれど、私は爆睡だった。
禁食だけれど、飲水はOSー1っていうポカリスエットみたいな飲み物をだされるの。

これなら夜間に飲んでOKなんです。飲み干さなくちゃいけない。
でも私は、不味くって二口ぐらい飲んで捨ててしまった。 内緒。

手術の日、歩いて手術室に向かう。ちょうど生理になってしまい、特大ナプキンあてて、自分のパンティはいて、その上から手術用の使い捨てデカパンツはいていきました。

乳癌の手術では、うちの病院は尿道カテーテルは留置しないので、下半身を見られる心配はなかったのです。

酸素マスクを口に当てられて、健側の左手にとった点滴ラインから、麻酔薬が注入されました。
早く眠らせてくれ〜〜と心で叫んでました。

「お口の管を抜きますね〜」という声がハッキリ聞き取れました。
手術終わったんだ、今、ラリンゲルチューブを抜くんだな、、、と、思いました。

ラリンゲルチューブは手術中の人工呼吸の為のチューブで、これが抜けてからでないと、声はだせません。
チチューブはけっこう太いのですが、抜かれても痛みはなかったです。
「センチネルリンパ節はどうでしたか?」チューブが抜けて、一番に私が発した言葉です。

「センチネルリンパ節はネガティブだったけど、腫れているリンパ節があってね、4つ取りました。
センチネルリンパ節がネガティブでも、腋下リンパ節に転移がある、ということも、ありえるんです。」

麻酔が完全には覚めていなかった頭に、喜んでいいんだか、悲しむ結果なんだか、判断が難しいな、、、という印象でした。腋下と脇にドレーンが2本入っていて、多分、残念な結果の方だなってぼんやり感じました。

後で手術についてくれた後輩看護師が、、、手術中、先生が腋下リンパ節を取り始めた時、涙が出そうになりました
、、、といっていたと言うのを聞きました。






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