以前はドSな手術室ナース。今はM気味な外来ナース。しかし家に帰るとにゃんず3匹を溺愛する、妄想好きのオタクな女の古(←こ)なのよ〜。2011年からの乳癌治療の話もちょっとだけね。
2014-12-25 (木) | 編集 |
うちの病院の
外来受付終了は11:30なのだが、
受付時間終了間際に来院した患者さんがいた。

その患者さんは某耳鼻科医院からの紹介状を手にしていたが
その宛名は(何故か)外科宛てだった。

某耳鼻科医院でしばらく経過をみていたものの
手に負えなくなったので紹介状を持たせたらしい。

もともと経過を見ていたのは『耳鼻科医院』だし、
2行しか書いていない紹介状の内容も耳鼻科対応と思われる内容だった。

窓口クラークさんがワタシに
『ぴこさん、このまま外科で受けちゃっていいですか?』
『いやいや、紹介状の内容が、どう考えても耳鼻科デショ』


すぐ耳鼻科外来に電話し、
今から、ひとり患者さん診察してもらえるか?相談すると、
(その時点ですでに11:30をとうに過ぎていた)
今日は手術日なので、耳鼻科外来の受付はもう終了した、
緊急な具合でなければ、診察依頼は後日にして欲しいと、電話でやんわり断られた。


うーーん、、、、

困った。


せっかくいらしたこの患者さんに何て説明しよう?
今日は手術日なので外来は終了で『明日また出直してきて』って申し訳ないけど頼もうか。
それともうちの外科医に(とりあえず)診察してもらおうか。



とにかく
その患者さんの患部をちょっと見せてもらおう。
そして、どう対処すべきか?
どうトリアージすべきか?
一番どうするのがベストなのか、それから考えよう。
そんな事を思いながらその患者さんを個室に呼び入れた。


個室に入ってきてもらい、二人きりになって
問題の患部を見せてもらって、驚いた。


ナニコレ??


ワタシも緊急手術たくさん見てきたけど、
救急にも勤務したけど、こんな症状見たことない。
(スミマセン、個人情報なので詳細は省きます)

患者さんはパッと見は元気そう。
一人で病院にも来れるし。
でも、さすがに、、、、コレって


『ワタシと一緒にこれから耳鼻科の外来に行ってもらっていいですか。耳鼻科に行って先ず診てもらいます。緊急事態かどうか、、、、耳鼻科の担当者に一緒に判断してもらいます』


その患者さんと連れだって耳鼻科外来に向かった。

耳鼻科の外来では患者さんはもういらっしゃらない様だったが、
ナース2名とクラーク1名、医長のT先生がまだ残っていた。


知り合いだった耳鼻科ナースのひとりに
『直接、見てもらって判断してもらいたい患者さんなの。緊急かどうか』

そう話すと、耳鼻科医長のT先生が奥から、
『どれ診せて』
(耳鼻科医長のT先生とは、ずっと手術室で一緒に勤務してた。)

『コレは、、、、!!!』



それからが耳鼻科大変でした。
その患者さんは集中治療室入院、全身麻酔の緊急手術となったのです。






判断、間違わなかった。
良かった、、、、正しいトリアージだった。

ホッとした〜。
(良かった、、、帰さなくって)





何年看護師をしてても、
何歳になっても、
オバちゃんになっても、(笑)
こんな風にずーっと『勉強』は続く、、、、。


いや、
勉強というよりも『修行』と表現した方が近いか。


これからも
自分の置かれた状況で頑張ろ。







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コメント:
この記事へのコメント:
はじめまして
はじめまして。
いつも楽しく、読ませて頂いていますが、今日は、初めてコメントします。

仕事中、日常生活の中では、的確な「判断」と「行動」を求められることがありますよね。
今回は、良い判断が出来て良かったですね♪

これからも、訪問させていただきますが、よろしくお願いします。
2014/12/25(Thu) 19:23 | URL  | くくくねこ #-[ 編集]
良かったですね♪
その患者さん、経験豊かな(オバちゃんだなんて思ってませんよ)ぴこさんが対応してくれて良かったですね。
もし「時間外ですから」ってさらりと言っちゃう人だったら手遅れになってたかも!?
ぴこさんの判断 大正解でしたね。頼りになるわぁ~♪
これからも何十年と経験を積んでください(笑)
2014/12/25(Thu) 21:54 | URL  | tomuta #-[ 編集]
<<<ねこさん
コメントありがとうございます。
そうなんです、、、明日またきて下さいって言って、帰しちゃわなくて良かったです。
お家に帰して(一人暮らしの患者さんだった)もしかしたら、自宅でなにかあって、大変な事が起こっていたかも知れません。
翌日の新聞沙汰になっていたかも、、、、なんて??
救急センター勤務でなくても、急変する可能性のある患者さんは突然フラリとやってくるので、、こちらも最後の患者さんを帰すまで、気が抜けないです〜。
2014/12/25(Thu) 22:40 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
tomutaさん
その患者さんの患部を見ないで、紹介状を読んだだけで、帰さなくて良かったです。
ホント、、、、見せてもらって良かったです。
それに、耳鼻科に直接見せに連れて行ったのも正解だったし、そこにT先生がちょうど居合わせて、すぐ患部を診てくれたのが幸いしました。
なんだか、自分の判断を試されたようで、、、本当に仕事に気が抜けません。
家に帰る車に乗り込みひとりになると、、、ホッとします。
宝くじが当たったら、絶対仕事は辞めます(笑)
ワタシが来年仕事辞めたら、年末ジャンボ宝クジが当たったと思ってくださいね(笑)
2014/12/25(Thu) 22:57 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
はじめまして(^.^)
いつも、拝見させていただいてます。ぴこるるサンのお仕事っぷりに頭が下がります!
私の通っている病院にも貴女のような看護師さんが沢山いるといいなぁ♪
私は、違う現場で修行してます。日々本当にお勉強ですね。ぴこるるサンを見習い頑張ります。
いつも、元気にさせて頂きありがとうございますm(__)m
2014/12/26(Fri) 06:35 | URL  | やや #-[ 編集]
本当によかった!
普通、時計を見て明日にとなってしまうとおもうけど
さすがピコルルさんですね
私もそういう病院にかかれるといいな
2014/12/26(Fri) 11:26 | URL  | ちびた #qKuIJ8qA[ 編集]
ややさん
コメントありがとうございます。
ややさんも、『修行』な仕事をしているんでしょうか?
どんな職場なのかな?
とにかく、お互い頑張りましょう〜
でもね、
ワタシ年末ジャンボが当たったら、仕事なんか絶対辞めてやる〜!!という野望が、、、、
宝くじが当たるまではとりあえず仕事頑張ります(笑)
2014/12/27(Sat) 21:44 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
ちびたさん
褒めすぎです(笑)
この患者さんは、一般の外来に普通に歩いていらしたのですが、ほんとうは救急センターにかかるべき患者さんでしたよ。患部を見せてもらった時は、ギョッとしました。
自分の手術室勤務経験と、救急室勤務経験と、さらには癌患者(サバイバー)としての経験が、今の仕事に役にたっているとは感じます。
2014/12/27(Sat) 22:12 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
mさん
こういう言い方は変なんだけど、
やはり自分の病気を経験したり、家族が病気だったり、何か病気と闘っている最中とかのワケあり看護師さんは、ちょっと違うかも、、、なんて。そんなことないかな、、、、。
蕁麻疹は多いですが、実はすごく注意しなければならない症状なんですよ。
気道が蕁麻疹によって浮腫った場合、窒息して死んじゃうこともあるんです。
痒みも辛いですが、息苦しいか?に注意しなければならないんです。
他にかかれて正解でしたね。
2014/12/27(Sat) 22:24 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
良かった‼︎
本当に良かったです(^^;;
ぴこさんが外来にいらして、この方はラッキーでした
もしそのまま帰っていたら、相当な事になっていたのですね
でも、前医の耳鼻科は何をやっていたのでしょう…緊急オペになる程酷くなっていたなんて、本当に可哀想でしたね(°_°)
ぴこさん、お疲れ様〜(^O^)/
2014/12/29(Mon) 11:59 | URL  | ペトロフ #-[ 編集]
ペトロフさん
優しいコメントありがとう。
そうなんです。田舎なので、こんな怪しいクリニックとか、適当な診療をしてしまう医院が結構あるし、以外と潰れずに診療できているんですよね、、、、、。
でも、この患者さん無事に手術できて良かったです。
耳鼻科のナースには少し迷惑をかけました。
『外科のぴこるるさんが連れてきた患者さんがさーーあの後大変でーー』と、ちょっと言われましたが、それでも自分は患者さんの為になったよね、、、、とは思ってます〜
2014/12/30(Tue) 10:48 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
Yさん
学童クラブ、知ってますよ。
うちの子は2人とも放課後大変お世話になりましたから。
Yさん、辛く哀しい想いがあったんですね、、、、・。
当時のお気持ちを察するとせつなくなりました。
それでも、お互い今をなんとか行きましょう。
真面目な内容と、妄想な話と、おバカなマンガとがMIXされたBlogですが、
またBlog見にきてください。
2014/12/30(Tue) 11:05 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
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