以前はドSな手術室ナース。今はM気味な外来ナース。しかし家に帰るとにゃんず3匹を溺愛する、妄想好きのオタクな女の古(←こ)なのよ〜。2011年からの乳癌治療の話もちょっとだけね。
2012-07-12 (木) | 編集 |
検索ワードで、「CVポート」でこのブログにたどり着く方がおられるようです。

先日も『のんさん』より、CVポートについてのご質問を受けました。
今日はCVポートの事をちょっと書きたいと思います。



ワタシは去年の8月30日にポート増設しました。
翌31日に術後抗癌剤の第1回目をポートから入れました。
   (1泊入院し、抗癌剤いれて夕方退院)
ポートの手術は局所麻酔で、1時間かからずに終了でした。
ブログ村の中には、全身麻酔でポートを入れた方もいらっしゃるようですね。

乳腺の主治医でなく、ポートは放射線科の医師(30歳代)が行いましたが手技はベテランだったようです。
超音波の器械で確認しながら透視下で行いました。
痛みはさほどではなかったです。

ポート手術中に顔に覆いが掛けられてしまうのが、不安だった、、、という方もいるようです。
通常は右鎖骨下に入れますが、ワタシは右乳癌を手術しているので、左鎖骨下に入れました。
  (腕に挿入するポートもあるし、疾患によっては腹部に留置するポートもある。)

デコルテの開いた服を着てもギリギリ見えない位置です。
左に入れる方が難しいと言われていますが、ワタシは車の運転をするので、運転席に座った時にシートベルトが当たらないので左で助かっています。
  (右鎖骨下だと運転席のシートベルトに当たるかもしれません。)

埋没縫合なので抜糸はありませんでした。
ポートから抗癌剤は全て入れているので治療で腕の血管が固くなることもなく、変色もなく、半袖を着ていても、看護師の仕事していても不快なことはないです。ワタシにとってはポートは正解でした。

採血などの看護師業務をしていた時に、ワタシの腕の血管が変色していたりしたら、
採血を受ける患者さんはたぶん???と思った事でしょう。

デメリットは、ポート側(健側)のマンモグラフィーが撮影出来ないことです。
それに治療が終了したら抜去手術をまた受けなくてはなりません。(傷跡が残ります。)
通常、抜去手術は日帰りです。

またポートのカテーテル部分が体内で切断されてしまう事もあるそうです。
『ピンチオフ』と言います。
おそらくは製品の不具合によるものではないかとワタシは思いますが。
その場合は摘出手術を受けなくてはなりません。


ワタシは治療(ハーセプチン)が終了してもすぐ抜去せずにしばらくは残しておこうと考えています。
再発にそなえてです。
抜去後にすぐ再発して、
『あの時、CVポート抜去しなければ良かったかも、、、』
と、後悔したくないのです。
用心深いというか、、、残しておく事が御守というか。
治療に関して、後で後悔する事は避けたいの。

ポートを残しておく場合、
定期的に『ポートフラッシュ』という手技を病院にて受けなくてはなりません。
ポートに10cc位の生理食塩水(もしくはヘパリン入り)の注射液を流してもらいカテーテルの閉塞を防ぐのです。
これを時々していないとポートが身体に残っていてもいざという時使えません。

ポート挿入後、患者用携帯カードを受け取りました。
自分のポートのロット番号などが記載してあります。
ポートが入っていてもMRIも撮影出来るし、飛行機の搭乗セキュリティーゲートで引っかかる事もありませんでした。

だいたい思いつく事を、チャチャッと書いてみました。
これからCVポートにて治療を受けようとする方の、参考になれば幸いです。
ご質問あれば、メールフォームからもお気軽にどうぞ~

過去記事・写真も参照してくださいね。1月15日のブログ



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コメント:
この記事へのコメント:
この度は、詳しくおしえていただきありがとうございました。
血管が細くて毎回大変な思いをしていたので、これで長いハーセプチン投与も乗り切れそうです!


2012/07/12(Thu) 08:48 | URL  | のん #-[ 編集]
こんにちわ
ぴこるるさんの言うとおり。ポートつけると楽ですよね。
私もハーセプティンを1年やるので、医者に抗がん剤投与日までにポート付けて来てねって、いわれて速攻、手術の予約をいれさせられました。抗がん剤投与がはじまると納得です。3時間の点滴の間も腕あげてなくていいし、便利ですね。
アメリカでは乳がんの手術とポート手術を同時にやってしまうひとが多いそうです。あとエイドリアマイシン(赤い抗がん剤)やる人は全員ポートをつけないといけないそうです。
日本ではあんまりポートを使わない人がまだ多いのでしょうか?みなさん我慢強いですね。
それでは。
2012/07/12(Thu) 09:26 | URL  | 桜子 #-[ 編集]
こんにちは。
私は右乳がんのため左上腕に入れました。半そでを着ると見えますが、ひじの内側なので他人からは見えにくいかな。
ポートを入れても針の刺しなおしがありました。
「体には痛みを感じる痛点があり、そこに針が刺さると痛いのです。痛点は見えませんから、そこにあたるかどうかは運次第」と看護士に言われました。
ボタン状のものが入っている時はなんとなく違和感がありましたし、物に当たるとちょっと痛かったです。
化学療法後抜きました。採血のために残そうかと思ったのですが、主治医がさっさと抜去手術の予定を組まれたので抜きました。抜いて数ヶ月すれば痛みも取れてよかったのですが、採血では苦労しています。
2012/07/12(Thu) 09:44 | URL  | アクリルブルー #-[ 編集]
のんさん
そういえば、入院費など、、、お値段を記載していませんでした。
ポート手術は(うちの病院では)16,669点でした。
1点10円なので166,690円です。3割負担なので実際は約5万円という所。
これに別に個室料金や食事代金がかかりました。
あと、ワタシは生命保険・がん保険3種類入っていたのですが、ポート手術でも手術給付金がでた保険もありましたよ。参考にしてくださいネ。
2012/07/14(Sat) 10:52 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
桜子さん
アメリカではポートがメジャーなんですね。
うちの病院では、実は腫瘍内科の医師が乳癌患者のポート増設に対して反対しているのです。
反対側のマンモグラフィーが撮れないからなんですよ。
ワタシはそれを押し切ってポートを挿入していただいとという、うちの病院では珍しい乳癌患者です。
(でも、今でもとっても良かったと思っています。自分の選択に間違いなかったってね!)
2012/07/14(Sat) 10:58 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
アクリルブルーさん
アクリルブルーさんは腕のポートだったんですか。
ワタシは実は腕のポートって、見た事ないんですよ。
抜去手術は痛くなかったですか~。
採血は苦労されているようですね。
上手な看護師さんのご指名はしていますか?
当院では、『採血困難・採血時はベテラン者で』と、電子カルテのコメント欄に書いてある方いますよ。
2012/07/14(Sat) 11:04 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
はじめまして。
ぴこるるさん、はじめまして。
治療しながらのお勤めご苦労さまです。
同じトリポジティブの看護師さんがブログをされている、というのでよくお邪魔しております。

私のかかっている病院は初発はポートを入れない主義なのでいれてもらえませんでした。化学療法室にいく前に乳腺外科で針刺しをしてもらいますが何度も失敗されると、いじめなのかなあ、わざとなのかなあとぼんやり考えてました。(治療疲れですね・・・)
術前・術後合わせて34回くらいの点滴でした。
細くなった腕の血管は将来も使えるのかしらと心配になるときもあります。

治療はすべて効くと毎日願っております。
ぴこるるさん、お互いに長生きしましょうね!
2012/07/19(Thu) 00:12 | URL  | オウカ #HfMzn2gY[ 編集]
オウカさん
コメントありがとうございます。
オウカさんの病院は、化学療法室に行く前に当該担当科で点滴ルートを刺されるシステムなのかな?
それにしても、、、沢山点滴失敗されたんですね。いやいや、、けして、いじめではないですよ~。
わざとでもないですよ~。それはないですよ~。
でも、、思わずそう考えてしまうほど辛かったんですね。
治療はもちろん効いていますとも!
(そう考えないとやってられないよ~(*^。^*))
2012/07/21(Sat) 12:05 | URL  | ぴこるる #-[ 編集]
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