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看護師であり乳がん患者でもあります。家にいるにゃんず3匹と、仕事の話、お金の話、乳がん治療のその後の話など、日常のアレコレを記録していきます。
2015-03-02 (月) | 編集 |
昨年の春
小栗旬さんの主演で「BORDER」というTVドラマがあった。

最終回
刑事である主人公は、犯罪者を取りしまる側から、
犯罪を犯してしまう側になる。

そこに至るまでの葛藤・事情はなんであれ、
主人公はボーダーラインを超えてしまう、
そんなモヤモヤした終わり方だった。

こちら側のポジションに居たはずなのに、
いつの間にか反対側(あちら側)の人間になっていた、、、、

実は、そういう事って結構起こり得る。




自分が乳癌になり、抗癌剤治療を受けてた時
脱毛した自分の頭を
ある日、マジマジと鏡で見ては
「なんでワタシ、癌になってしまったんだろうか」
そう思った。

多くの同病の人も、同じ事を考えたはず。

ワタシ、あの当時何度も何度も考えてたように思う。



どうして自分は、
元気にしている友人たちとは違う、
コッチ側の人間になってしまったのか。

、、、、そうも考えた。

そしてもう二度と
あちら側に戻る事は出来ないと。

病気とは無縁の、
健康でチャキチャキしている友人達と自分とでは、
大きな差ができてしまったのだと。

もう、ワタシはあっち側の友人とは違うのだと、
友人と自分との間の見えない境界(差)を感じ、
そしてチックショーーーなんて
20140719213943d3a.jpg(小梅太夫のように)

そう、、こんな風にワタシは
心の中で暴言を吐いたりもしてた。


ところが去年。
Blogにも書いたが、同級生が乳癌になってしまった。
バタバタバタとコッチ側のお仲間となったのだ。


友人たちの相談にのりながら、そのとき気が付いた。
ボーダーラインのこちら側と向こう側の差って、
実は、紙一重なのだと、ほんの少しの差なのだと。

ワタシがまだアチラ側にいた5年前。
自分は『癌』になんてなるはずがないって、疑いもしなかった。

もしかしたら、、、
いつかはなるかもしれないが、もっと高齢になってからだよね。
そう思っていた。

でもそうではなかった。
こちら側とあちら側は、ある日突然逆転したりする。

思わぬ事が
ある日突然誰の身にも起こる。
それが人生なのかも。


そして

その逆転した立場でもどう生きるか。
それが大事なんだろうねーー。本当はね。


そして逆転しても、どんな立ち位置になっても、
『小さな幸せに気づく』
そんな気持ちが大事だと思う。


( 自分への教訓として!)



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