以前はドSな手術室ナース。今はM気味な外来ナース。しかし家に帰るとにゃんず3匹を溺愛する、妄想好きのオタクな女の古(←こ)なのよ〜。2011年からの乳癌治療の話もちょっとだけね。
2014-06-27 (金) | 編集 |
看護師同期のA子が乳癌と診断されてしまう。

看護師と言えども、
自分が『乳癌』とわかって大きく動揺しない人はいない(たぶん)

今のA子の気持ちが痛いほどわかる分、
声かけにも気を使う。

こういう場合、
女同士だと、『そっとしておいて』というタイプもいる。
声をかけてもらったほうが嬉しいと、思うタイプもいる。


A子は、、、、、どちらだろうか。



温存手術か全摘か、一期再建をするのか。
家庭の事情もからみ
悩みは深いようす。


ワタシの時は、、、、
選択の余地がなかったぶん、術式で迷うことは無かったが。



A子と二人きりで会ったとき
『わたし、子供のためにせめてあと10年は生きないと、、、、』
家庭の事情を抱えるA子がつぶやく。





何言ってんの。
A子はさ、抗癌剤使わなくて済むタイプだし、
10年なんて余裕だよ。
乳癌3年生のワタシが言うんだから間違いない。大丈夫。



A子、あなたのKi-67はいくつと説明されたの?
▲%なのね。
ワタシはさ、、、、、正直に話すと、、、
▲▼%だったよ。

A子は『キィ67』なんて言われても、
何の事か、まだ意味もわからないだろうけど、
乳癌の本一冊買って読んでみればわかるようになる。

キィ67(Ki-67値)は癌細胞の増殖率を数字で表していて、
A子の癌は▲%の顔つきの比較的カワイイ癌細胞で、
ワタシのは▲▼%という成長の早い増殖活発な、顔つきの悪いタイプって意味なんだよね。

いい?
A子とはKi-67値が▼倍も違う。

悪い意味で▼倍!の癌細胞のワタシが、
こうして術後3年元気なんだから、だから10年大丈夫。

ワタシやみくもに、適当に言っているんじゃないから。
きちんと根拠があって言っているからね。






本当はKi-67値で予後が決まるわけではない。



手っ取り早く、A子を励ますことが出来るか、と
咄嗟にこんな話をしてしまったのだ。


自虐な励まし方だった。



何年も看護師しているのに
こんな励まし方しか思いつかない自分が
ちょっと情けない。



でも、


どんな言葉で励ましても、
最後は自分自身で立ち上がるしかないのだと、
経験上知っているから。









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