FC2ブログ
看護師であり乳がん患者でもあります。家にいるにゃんず3匹と、仕事の話、お金の話、乳がん治療のその後の話など、日常のアレコレを記録していきます。
2013-07-07 (日) | 編集 |
浜松の乳癌学会から既に一週間が過ぎ、
今頃乳癌学会の話をupするのもどうかとは思いましたが、
他の参加されたブロガーさん達と
Blog記事が重ならない様な話を。

学会の最終日のモーニングセミナーでは、
看護師さんなら、迷わず第3会場の
『乳がん患者の心のケア』
に参加されるのだろう。

でも既に患者であるワタシは、
自分の心のケアよりも、第8会場の京大の佐治先生の講演
『これから期待される新薬』
に参加してみました~

講演の中で使われたこのスライド。
乳癌の増殖を、『ハイブリットカー』に例えて図式化したもの。

分子標的薬

この3種の薬剤について説明されました。

mTOR阻害剤(エベロリムス)商品名アフィニトールは
既に腎細胞癌治療に実用開始されている分子標的薬。 

あと、このてのセミナーで良く目にするようになったCDK4/6阻害剤。
これも近いうちに出されるだろう、、、、との事。

HDAC inhibitor、、、これは初耳で、よく理解できませんでした。

こうやって分子標的薬が次々と開発・認可されるのは
ワタシ達サバイバーには朗報ですね。


もちろん完治できる分子標的薬ができたら一番嬉しいけど。
たとえ完治は、完全奏功は難しくても
癌と共に、、、、、癌細胞の活動を抑えながらQOLを保ちつつ
長く共存出来る薬なら、それでも有難い。




新しい分子標的薬といえば、
6月からワタシの勤務する病院でも処方できるようになった
『スチバーガ』という新薬。
レゴラフェニブという分子標的薬ですが。

これが使えるのは、既にアービタックスやベクティビックスでの治療を受けた方、治癒切除不能な進行・再発の結腸癌、直腸癌の方用の分子標的薬です。

既に何名かの患者様が、うちの外来でもこのスチバーガに望みを託し
内服を開始されました。
スチバーガの処方オーダーが出たことを薬剤科に電話連絡し、
がん薬物療法認定薬剤師から患者様に説明してもらいます。

初めて『スチバーガ』という処方の文字を見た時は、
何じゃこりゃ?
と思いましたが。
チーズバーガー、、、、、、みたいなネーミング



しかし分子標的薬の名前って面白いデスよね。
独特の法則があるのをご存知でしたか。

分子標的薬には大きく分類すると抗体医薬品と、小分子阻害剤があります。

抗体医薬品は癌細胞の表面にある分子に抗体が結合して
癌細胞の働きを抑えるのです。(ハーセプチンがそうですね。)
マブ(mab)という名前が薬の最後につきます。
主に注射薬として使われます。
トラスツマブ(商品名:ハーセプチン)が代表ですよね!

もう一つが小分子阻害剤です。
これは薬が癌細胞の中にある分子を標的にして細胞の増殖などのシグナル伝達を抑えます。
ニブ(nib)または イブ(ib)という名前が薬の最後につきます。
主に経口薬として使われます。
ラパチニブ(商品名:タイケルブ)が代表です!



さてここで問題です。
次の分子標的薬は、飲み薬でしょうか、注射薬でしょうか。
セツキシマブ
リツキシマブ
イマチニブ
エルロチニブ
ゲフィチニブ
スニチニブ
ソラフェニブ
ダサチニブ
パニツムマブ
ベバシズマブ
ボルテゾミブ
イブリツモマブ
ニロチニブ



ふふふ、、、
100点とれますね~



にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ


スポンサーサイト