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看護師であり乳がん患者でもあります。家にいるにゃんず3匹と、仕事の話、お金の話、乳がん治療のその後の話など、日常のアレコレを記録していきます。
2012-10-06 (土) | 編集 |
ワタシのブログ
乳がんに罹患した看護師さんや、
検査技師さんなどにも見て頂けているようです。

今回はそのようなコメディカルを対象としたブログ内容ではあります。




先日、医療従事者対象の『乳がん治療セミナー』 に参加してきました。

〇〇製薬会社主催なので、
某抗がん剤の宣伝が入っているんだろうなぁ~と
予期はしていましたが、やはりそうでした。

それでも乳がん患者でもあるナースのワタシとしては、
なかなか勉強になる内容です。

全然眠たくならなかったし(笑)



いつか自身がお世話になる薬かも知れないんだもんね。
真剣に聞き入りましたよ。




がっ、、、、


全国的に高名なあのN先生やT先生のお話を聞き始めて、
『だめだ、、、メモが間に合わない、録音しよう』
と、ICレコーダーを取り出したところ、


なんと、、今日に限って充電切れ。


DSC00802.jpg


がーーーーーん!

セミナーの後半は、
N先生T先生と一緒に地区の乳腺外科の医師数名でのディスカッション。

架空の事例についての治療の選択の話。





例えば、、、、架空のこちらの事例

img309ケース1 

      上の事例の治療選択肢として、

      1、DTX
      2、PTX(or Nab-PTX)
      3、Bevacizumab + PTX
      4、Capecitabine ± CPA
      5、other



各先生たちに順番に意見を述べていただき、
ディスカッションしていただくというもの。
また、さらに別の架空事例に対して、


img307これこれ 

      1、PTX(or nab-PTX)
      2、Bevacizumab + PTX
      3、hormone ± chemo
      4、Capecitabine ± CPA
      5、Eribulin Mesilate
      6、Gemcitabine ± PTX
      7、Vinorelbine
      8、other


各先生方が順番に選択肢を述べてゆく。
やはり各先生によって、選択が微妙に違う。 好みが違う。

(注 :どの選択肢が多かったかはあえて明記しません。)


ホルモン治療をまず併用してみたいと考える医師もいれば、
抗がん剤治療でガンガンいってみたいという意見の医師もいる。

それぞれの意見・理由にいちいち、なるほど~。


ここで注意しておきたいのは、
モチロンどの選択肢でも『間違い』ではないと言う事。

どの患者さんのケースにどのレジメンが効くかは、
実際使ってみないとわからない、、、、と言う事もある。



再びの脱毛に対し、難色を見せる患者さんもある。
そのような患者さんには、脱毛がない(または軽度の)
薬剤を最初に試したくもなる。

また一部の高額な抗がん剤・治療費に対して、難色を示す患者さんもいる。
それぞれのQOLに配慮した選択がある。




しかし、、、、医療者向けセミナーとはいえ、
若手医師向けのセミナーでしたね。

今日の内容を理解するのは普通の看護師では難しいんじゃないかしら。
乳がんを特に学習した看護師でないと。

ワタシは自分が乳がん患者で、さらに『乳がんオタク』(笑)
だからこのスライドショーに出てくる略語は理解出来るけど、

一般の病棟看護師では、、、、どこまで理解できたのか、、、、。



向こうの席では居眠りしている女性(看護師?薬剤師?)もいるし。

そうよね、、、、この時、すでに22:00近かった。


DSC00798.jpg

こういう製薬会社開催のセミナーって、かならず
ちょっとしたプレゼント(お土産)があるのよね。

まぁ、会社の宣伝だけど。

今回はポストイットとボールペン、ピンクリボンのタイピン。



途中、薬剤名の入ったボールペンが写ったので、
どこの製薬会社のセミナーか、
勘が鋭い方なら、もうお分かりだろうけど、、、、、

今回は、アバスチンの勉強会でもあった。

『アバスチン』で現在治療中の方もブログ村にておみかけしますが。
(すご~く高い分子標的薬です。)




『アバスチン+パクリタキセル』の選択案として、

 1、再発までの期間が短い患者さん
 2、最近6か月の間に急激に進行した患者さん
 3、腫瘍マーカーの上昇のテンポが急激に変わった患者さん
 4、トリプルネガティブの患者さん
 5、肝・肺に大きな転移巣または広範囲に転移巣がある患者さん
 6、血管透過性が亢進している(胸腹水の貯留、浮腫、水腫)患者さん

ということです。



『アバスチン+パクリタキセル』で現在治療中の乳がん患者さん、がんばれ~




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