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看護師であり乳がん患者でもあります。家にいるにゃんず3匹と、仕事の話、お金の話、乳がん治療のその後の話など、日常のアレコレを記録していきます。
2012-09-07 (金) | 編集 |
Mさんは、現在60歳台前半で、昔一緒に働いた事のある看護師の大先輩でした。

そのMさんが乳腺外科にいらした時の事。

Mさんは乳ガンでした。


でも、シコリの大きさは1cm大にも満たない小さなのもので、検診にて見つけてもらった早期発見のクチです。

術前検査の針生検にて、ホルモンレセプター(+)、HER2(ー)、ki-67値も低値とわかっており、多分ルミナールAの乳がんと考えられました。


廊下で沈んだ表情のMさんを見かけて、声をかけました。

「Mさん、お久しぶりです。ぴこです。わかりますか?」

「あ、、、、、ぴこさん、久しぶり。今は、ここに勤務しているの?
  髪型が違うから、わからなかったわ。 もうね、こんな事になっちゃって、、、、」

「Mさん、実は私も去年45歳で乳がんしたんです。だから今、外来勤務なんですよ。
私は手術の後、抗癌剤もしたんです。癌の悪性度が高かったので。
脱毛したんですよ。これカツラなんです。」
ワタシはそんな内容の話をしたと思う。

Mさんは、ワタシの突然のカミングアウトに驚いたようだった。
 「アタシを慰めようとしてくれたのね、、、ありがとう。」

「Mさんはシコリも小さいし、きっと私と違って抗癌剤はしなくて良いタイプですよ。
多分大丈夫です。」



そんな話をしている所で、Mさんの診察順番になってしまい彼女とは別れました。




Mさんが羨ましい。

Mさんは定年退職した看護師だ。退職金もシッカリ頂いただろう。
(年金はまだ受給していないかも知れないが。)

私は定年までなんて、働けるかな、、、、、。
Mさんの年齢までは辿りつけるのかな。

退職金なんて、Mさんの時代に比較したら今は激減されていると聞く。
今後はもっと下がる一方だ。
   (うちの病院経営赤字だから、給与も退職金もどんどん削られている)


このMさん現役看護師時代、酒もタバコも凄かった。
ヘビースモーカーだったし、よく一人でスナックとか、飲みあるいているようだった。

ワタシはタバコは吸わないし、通勤距離が遠いせいもあり最近は飲酒も殆どしない。

なのに、Mさんは60歳台での乳癌で、私は45歳での乳癌か、、、、、。
それももれなく抗癌剤治療のおまけ付き。



どうせ乳がんになるなら、Mさんのように60歳以降が良かった。
 (いや、もちろん病気にならない人の方が、もっと羨ましいのだが)

看護師さんってスモーカーが多いし、大酒飲みも多いけど、みんな病気になってない。
ワタシ、、、、なんでなったんだろう?

血縁には乳がん患者はいない。。
乳がんになりやすいリスク因子でいうと「夜勤をしている」って項目だけが当てはまる。
でも、、、そしたら、夜勤している看護師さんが全員乳がんになってしまう。



でも、、、
私が60歳代のMさんが羨ましいように、
45歳で乳癌になったワタシを羨ましいと感じる、、、若い乳がん患者さんが、、、、、
もしかして存在するかもしれない。

みんな誰かが羨ましい。   多分。




結局は、無い物ねだり、、、、なのだろうか。



今の自分の小さな幸せに
本当は気が付かなくちゃいけない。



本当はわかってる、わかってはいるんだけど、、、時々呟きたくなるグチ。




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