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看護師であり乳がん患者でもあります。家にいるにゃんず3匹と、仕事の話、お金の話、乳がん治療のその後の話など、日常のアレコレを記録していきます。
2012-08-21 (火) | 編集 |
最近旅行ブログになっていましたね。
今日は真面目なブログ内容ですわよ〜。



昨日ブログ上に、『Rさん』よりコメントを頂いた。

毎年マンモグラフィーと乳エコーの乳癌検診を受けていたのに、今年見つかった乳癌は早期発見でも8㎜×8㎜×6㎜大ですでに浸潤癌だったとの事。毎年検診を受けていたのに。
去年見つけてもらえれば『非浸潤』だったのだろうかと考えてしまう、、、、との事。

このコメントを受けて、最近乳腺外来勤務で感じたことを今日は書き綴りたいと思う。


今さらながらワタクシ事だが、ワタシの乳癌の原発のシコリは18㎜×17㎜大で、乳管を通し進展ありdaughter nodule(娘細胞)も形成している。乳管内伸展があるので、浸潤部分と非浸潤部分を合わせて考えると実際の癌と言える部分は18×17よりももっと大きかったと言える。
しかし術中センチネルリンパ節生検は(-)であった。
ついでに?腋窩リンパ節も一部切除されたが、それらも(-)であった。
(なぜセンチネルがマイナスなのに腋下リンパ節を摘出したかについては、ブログの前の方に何度か記載しているのでここでは省略します)

しかし、実際乳腺外来勤務にて多くの乳癌患者さんを見ていると、
自覚症状なく、検診での発見で腫瘍径が小さく(早期発見と思われたのに)いざ手術してみると、術中センチネルリンパ節生検にて転移が認められる方がままいるのだ。micrometastasis(微小転移)も含む。

主シコリの大きさが2㎝大のワタシがセンチネル(-)なのに、どうしてこの患者さんのシコリは1㎝以内なのにセンチネルは(+)なのだろう。
それはずっとワタシの疑問であった。

検診で1㎝弱で発見される方は『硬癌』であることが多い。
『硬癌』だから小さくとも転移しやすいのか?
ワタシは『充実腺管癌』だから転移はまだだったのか。
でも疑問がある。ワタシKi-67値高かったよね。
あのmicrometastasisの患者さんのKi-67値はワタシよりも低いけど?
いったいどういう関連なのか?

こんな疑問を乳腺外科医に話すと、医師が言うには、『硬癌』とか『充実腺管癌』『乳頭腺管癌』とかはあまり関係がない、『シコリが年数経っているシコリかどうかだろう』との意見だった。

腫瘍径が小さくとも、10mmでも・8mmでも、既にセンチネルが(+)なのは、腫瘍がたとえ小さくとも存在年数が経っているシコリなのだろうと言う事だ。

小さくとも、もうずっと以前からそこ(乳房)にあったのだろうと思われる。
『乳癌は10年位かけて育つ~』とか聞きますよね。
乳癌細胞は、癌が小さいうちから身体の全身中に散らばり始めるという理屈も、そう考えると確かに頷けるのである。

ではワタシの場合はどうか。
2010年11月にMMG(マンモグラフィー)を他院にて撮影していたがこの時は問題なし。
  (多分、見落とされたのではないと思う)
2011年6月にシコリを自覚し、翌7月のMMGにて素人目にもわかるほとはっきり腫瘍が写っている。
ワタシのシコリは半年間で急成長甚だしかったものの、年数としては浅いシコリだったのだろう、だからセンチネルは(-)だったのだ。
そう考えるとなんだか納得できるのです。


ここまでエビデンスのない個人的考えを、うだうだ〜と述べてきましたが、
自分が乳がん患者にならなければ、こんな事は看護師として全く考えなかっただろうなぁ~とか、
色々思う所はあります。

乳癌はとても奥が深くて、乳癌のことまだまだ学習してゆきたいし、色々考えて行きたい。
疑問は少しずつでも理解して解決してゆきたいと日々考えています。

乳癌治療が落ち着いた方が
『最近は乳癌の事とか再発の不安とか考える時間が減ってきた、、、、忘れている時間が増えました♡』
等のブログ記事を見ると、
本当はこの姿が理想なのだとは思いますが、、、、、、

でもワタシは看護師でもあるし、
乳癌とのお付き合いは公私ともに一生のライフワークにしてゆきたい。






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