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看護師であり乳がん患者でもあります。家にいるにゃんず3匹と、仕事の話、お金の話、乳がん治療のその後の話など、日常のアレコレを記録していきます。
2012-01-21 (土) | 編集 |
夕方市内のスーパーで買い物をしていた時、中学の同級生に遭遇した。
「あれー、久しぶり」「元気ー?」なんて、月並みな挨拶をかわしたのち、
彼女が、
「いやぁ〜、私なんて白髪がこんなに増えちゃって、、、染めなくちゃならないんだけど、恥ずかしいわ〜」
と言い出した。

彼女は、私の頭がカツラだとは気がついてはいない。
私の髪が、(1本も白髪の無い)キレイな髪質だから、自分の髪が思わず恥ずかしくなってしまったのだろう、、、、。

「なに言っているのよ〜、染めているに決まっているじゃない染めてなかったら同じよ〜、もうオシャレ染めじゃないよ、白髪染めだよ〜、面倒臭いから髪も切っちゃったの。以前は長かったでしょう〜、私」
友人は「そうだよね〜、前は長くしてたよね〜」

スーパーの鮮魚売り場の前で、乳癌で手術した事・抗癌剤治療した事・脱毛した事・カツラを着けている事を説明しようとは思わなかった。隠したい訳でもないが、ここでカミングアウトするのも面倒だった。

久しぶりに会った同級生はもっと話したかった様だった。
でも私は、これ以上嘘をつくのが辛くて、この状況から一刻も早く逃れたかった。
友人は、私のそんな微妙なオーラを感じとったのか、
「ごめんね、忙しい所ひきとめちゃって、、、」
と言い、「じゃあね、またね」と挨拶して、お互い別々の買い物へと別れた。

こうやって私は、小さな嘘をかさねてゆくのだ。

抗がん剤を使わない乳癌だったら、脱毛しなかったらこんな嘘をつかなくても良かったのに。お互い白髪が増えたね〜、いろいろ苦労あるよね〜、ガハハ〜と笑って、髪を染めるのって時間とお金がかかるよね〜と、笑いあえたのに。

来月から仕事復帰です。
職場である病院では病気のことはオープンなのですが、地元では内緒にしているので、その境界が微妙です。
いずれは知れてしまうだろう、、、とは覚悟しています。
  (夫の親や、兄弟には知られない自信はあるんだけどね、家が遠いから)

病気を近所にもオープンにしているって方の話聞くと、すごいな~、えらいな~、きっと近所も周囲も恵まれているのね~って思います。


髪が伸びたら、、、嘘をかさねないで済む、もっと強い自分になれるかな。


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